百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年8月7日

Caffe Nilで月に一度の出張本屋。先月の振替で。毎回買ってくださるNilの常連さん、選書便のクライアントさん、他のひと箱本屋で知ってくださった方、また大学時代の先輩!まで、たくさんの方に会えた。 今回は7冊だけセレクトして持っていった。少ない分、…

2022年8月6日

本を読んだ人の、その感想を聞く機会が増えた。いまこの本を読んでいます。こういうストーリーで、ここが面白いです。少し前だけれど、この本を読んでこういう気持ちになりました。おすすめです。というように。自分自身あまり他人にモノを薦めるのは得意で…

人と料理

人と料理/馬場わかな アノニマ・スタジオ 料理なんて絶対にできないまま大人になると思っていたから、独り暮らしをしている時も、外食が多かった。多少自炊するようになった、と言っても、せいぜいがお米を炊いて、パスタをゆでて、カレールーを溶かして、と…

2022年8月5日

帰宅して、ウェブ定例会に参加。オンラインのミーティングになかなか慣れないなぁと思いながら、ずいぶん時間が経ち、ようやく日常になりつつある。2年前までは、非対面のやりとりに対応できる気がまるでしなかったのに。 つい相手のことを考えずに、長々と…

2022年8月4日

先週、月に一度の出張本屋が私の体調不良で延期になった。今度の日曜日の開催に向けて、いまその準備を進めている。中止ではなくて延期にしてほしい、と言ったのは私のわがままだ。ほんの1人でも、楽しみにしてくれる人がいるかもしれないから、と言ったらお…

2022年8月3日

朝、駅に向かって歩いていると、事務所ビルの中からラジオ体操の音が聞こえてくる。毎朝、同じ時間に身体をほぐして、業務に入るのだろう。新卒で入社した建設会社のことをふと思い出した。あの頃も毎朝、ラジオ体操をしてから業務に入った。そして今は子供…

住宅読本

住宅読本/中村好文 新潮社 勉強して仕事に生かそうという意気込みがあったから、建築関係の本は多少高くても頑張って買っていた。割と高価な本が多く、ホントに読者泣かせだよなぁと思いながら読んでいた。中村好文の「住宅巡礼」「続・住宅巡礼」そして「住…

2022年8月2日

今日、熊谷で40度を超える予報が出ていた。さすが熊谷、いった感じだ。夏の暑さで日本一になって何がすごいの、と言われると困るのだけれど、いっそぶっちぎりで日本一暑い街であってほしい。よくニュースになる八木橋前は、さて今日はどうだったのだろう、…

2022年8月1日

開業届を書くときなどに参考にしたfreeeからおめでとうございますメールが届き、自営を始めて今日で1年だということを実感した。ありがとうございます。 勤めていた事務所を退職したのが去年の7月末。気持ちはありつつもそれほど意気込みもせずに自営を始め…

2022年7月31日

一昨年だったか、その前の年だったか。とにかく梅雨明けが例年と比べてだいぶ遅く、7月末まで梅雨が明けなかったことがあった。じめじめした空気がカラッとしたのを感じた頃にはもう8月になっていた。ちょっと辛い夏だったなぁと思い出す。 対して今年は。6…

やさしい世界

アイネクライネナハトムジーク/伊坂幸太郎 幻冬舎 マイクロスパイ・アンサンブル/伊坂幸太郎 幻冬舎 もう何年も前の話。当時よく行っていた自宅近くのパスタ屋さんで、ピザを注文した。何も特別なことはない、普段通りの光景。特に嫌なことがあったわけでも…

2022年7月30日

熊谷の太原堂で店番。熊谷駅から店に向かう途中、街路樹に大きな百日紅がある。ここの百日紅の花は真っ白だ。これもまたいい。真夏の、しかも日本で最も暑い街として知られる熊谷で、陽射しをたっぷり浴びている。溶けてしまうんじゃないかとつい心配してし…

2022年7月29日

自宅前の百日紅が、咲き始めた。今年も夏がやってくる、と言ったら、「もう遅いよ」と突っ込まれるくらいの暑さだ。去年より少し花が咲くのが早いかな。これからどんどん育ってくれよと言いたい。 近所には、ピンクと白が混じったグラデーションのような、マ…

幸福論

詩集 幸福論/若松英輔 亜紀書房 若松英輔の詩集のなかでも、特にタイトルと詩の内容との強烈な結びつきを感じた1冊。自分にとっての「幸福論」とは何かということが、冒頭の4つの詩を読んで心に刻まれたように感じた。「余白」「多忙な人」「幸福論」「鞭を…

2022年7月28日

「一生モノの家具を」なんてよく言うけれど、自分が10年後もそのデザインが好きであるとは限らない。好みは変わるかもしれない。10年後に好きと思うデザインも、20年後には変わるかもしれない。だから今好きだと思うモノを大切にしましょう。そういう言葉に…

愛について

詩集 愛について/若松英輔 亜紀書房 表紙の赤がぐっと目に飛び込んできて、いろいろなものを想起させる。太陽。花。血。心臓。その赤をイメージしながらページをめくると、言葉に宿る赤い世界に、はっとする。言葉と印象が強烈に結びついて、心臓を震わす瞬…

2022年7月27日

読書離れとか、出版業界の衰退が激しいとか、そういった言葉をよく聞くけれど、周りを見ると、本が好きで、本をたくさん持っていて、普段からたくさん読んでいる、そういう人を結構知っている。私なんかが読書離れを憂う必要なんてないんじゃないかと言うく…

見えない涙

詩集 見えない涙/若松英輔 亜紀書房 「詩」を読むことについては昔からずっと苦手意識のようなものがあって、なかなか味わえないように感じていた。その言葉が訴えかけてくるメッセージをきちんと受け止めきれずに、取りこぼしているような気が常にしている…

2022年7月26日

昨日、自分が好きな「猿」を2組(THE YELLOW MONKEYとジョビジョバ)挙げて考えていたら、改めて大きな共通点が浮き彫りになった。それは「一度活動を止めていること」。活動休止前から当然好きだった。では、もし彼らが休まずにずっと活動をしていたとした…

2022年7月25日

新型コロナウイルスがこれまでにないくらいの猛威をふるっているにも関わらず、また別のウイルス感染症がどこからともなくやってきて、さらにモヤモヤが加速する。自然はどれだけ人間をいじめれば気が済むのだろう。いや、そう思うのは人間のわがままで、本…

官房長官と幹事長

官房長官と幹事長/橋本五郎 青春出版社 前職で所属していた協会の法定研修で、橋本五郎の講演を聞いたことがあった。日本テレビのニュース番組でおなじみの、読売新聞の編集委員。優しい顔つきの五郎さんの生の話に耳を傾けながら、全く関心を持てなかった政…

2022年7月24日

猫がドライエリアに出たがる。熱帯夜、布団の上からフローリングの上に定位置を変え、エアコンをつけてしばらくすると布団の上に戻る。ということはやはり暑くて仕方ないのだろう。昼間、窓を開けると一目散に外に出て、寝そべり、身体をこすりつける。たぶ…

「新しい郊外」の家

「新しい郊外」の家/馬場正尊 太田出版 都内に住んでいると、その便利さが当たり前になって、遠く離れたところで暮らすなんて無理、面倒臭いし不便だし、なんて気持ちになることがある。しかし昔はその「面倒くさい」「不便」が当たり前だった。そういう場所…

2022年7月23日

長く使えるオリジナルの家具を持つというのは、はたして「重たい荷物を背負うようなもの」なのか?そんなことをふと考える。オーダーメイドの家具が好きな私は、それによって人生に重荷を負ったと感じたことはない。あまり定住せず、いろいろな所へ行く人に…

マヨネーズと包装紙

マヨネーズが大好きで、普通それにかけないだろう、と言われるであろうものにもマヨネーズをかけて食べることがある。昔からずっとキユーピーマヨネーズだったけれど、数年前に「キサイチマヨネーズ」に出会ってから一変。こればかり食べている。 出会ったの…

2022年7月22日

自宅にトンボが飛んできて、割と大きいトンボをここ最近見ていないんじゃないかと気づいた。あったかな。子どもの頃はよく見て、追いかけまわして遊んでいた気がするな。そんな珍しいものという感覚がそもそもなかっただろうから、何とも思っていなかったか…

すべての雑貨

すべての雑貨/三品輝起 夏葉社 「あたなが好きと言っている本は、本じゃなくて、雑貨じゃないの?」そう言われるシーンを想像する。ろくに読みもしないのに本棚に並べて、リビングでその背表紙が常に見える状態にして、それだけで悦に入っている。何か雰囲気…

2022年7月21日

食料品など普段スーパーで買うものを、ネットで注文して宅配してもらうサービスがあって、便利だ。コロナ禍で活用している人も多いだろう。こんなに便利なサービスを手軽に受けて本当に良いのだろうかとびっくりするほどだ。感染者数が急激に上昇しているい…

2022年7月20日

ドライエリアにまで進出した本棚に積まれた本を眺めて、本が一定量を超えるとそれはそれで心に負荷がかかるのだと気づいた。まるで心の許容量を超えてあふれた水のようだ。どんどん溜まるとその分情報量は増えるけれど、ただそこにあるだけのものも出てくる…

2022年7月19日

自宅療養中。症状のピークが夕べだったのか、いまはだいぶ楽になっている。病院で処方された薬の効果もあるのだろう。薬って、すごいね。 自分が不自由な立場に立って始めて、その気持ちに気づくというのが世の常で、こうなる前にもっと想像力を働かせること…