百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

MENU

2024年6月28日

 

この仕事を始める決意をした時を思い出す。40歳になるまでには、この仕事一本で生活できるようになってやろう、とその時は思った。結果、そうはならないまま、目標の40歳はとうに過ぎ、41歳になってしまった。もはや思い通りにいかないことに慣れてしまっている。そういうものだ、と言ったら妥協したことになってしまうだろうか。しかしこればかりは仕方ない。思い通りにいかなくて当たり前だ、これからもきっと。思い通りにいかないことを嘆くより、充実している部分の喜びをかみしめることに集中しよう。