百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2024年4月27日

あたたかくなって、日も長くなり、天気も心も明るくなってくると感じるのは、心を落ち着かせつつも、明るくふるまうことの重要性だ。空がそうであるように、自分も澄んだ心で淡々と他人と接することができたら、他人との関係ももっと緊密になって、安心でき…

2024年4月26日

BOOKSHOP TRAVELLERへ、本の補充をしに行ってきた。1階のフェア台には今、ひと箱店主の激推し本が並んでいる。「これはぜひ、読んでみてよ」という熱が伝わってくる本の並びは、大型書店ではあまり見ることができない。今の世情を照らした新刊本もあれば、貴…

2024年4月25日

急に気温が高くなって、空調をだとか、クールビズだとか、夏の言葉を聞くようになった。まだ4月の下旬だというのに。ただ、これくらいの気温で、ちょっと暑いかなと思うくらいの天気が一番好きだ。私は他人よりもほんの少しだけ、暑さに強い(暑くても涼しい…

2024年4月24日

電車内でスマホを見ている人の多さに、なぜかうんざりする毎日だ。しかし、じゃあ本を読んでいたら良いのか、新聞ならOKか、と聞かれると、明確には返事ができない。これから紙媒体は淘汰されてタブレットオンリーになるのかもしれないし、スマホで得られる…

2024年4月23日

事務仕事の多さに慌てた一日だった。一つの作業を行っている時に、別のやるべきことがふりかかってくると、一瞬で焦る。そんな子供みたいなリアクション、もういい加減卒業して、颯爽と仕事はできないのだろうか。自分への期待が大きすぎる?いや、周りを見…

2024年4月22日

松浦弥太郎さんの「あなたにありがとう。」を読む。お守りのように大切にしている一冊だ。そこに「見返りを求めない」というエッセイがあって、それがいつも自分の胸を突き刺している。「自分はこんなに我慢してるのに」「自分がこんなに頑張ってるのに」「…

2024年4月21日

区長選の投票日だったので、投票所まで歩いた。投票所は自宅からあるいてすぐの場所にある。ストレスなく行ける場所にあって本当に良かった。しかし家を出た途端にぽつぽつと雨が降ってきて、傘を持たなくて大丈夫だろうかと心配になった。結果、投票を終え…

2024年4月20日

久しぶりのオフ。カレンダーをみたら、今月唯一のそれだった。こういう日は、あとで後悔してしまうくらい何もできないことが多い。今日もそんな一日になりそうだ。ただ、そうやって過ごす自分を認める一日にしたいと思った。窓からふと外を見たらジューンベ…

2024年4月19日

自宅前の百日紅が芽を出していた。寒い冬を耐えきり、ようやく顔を出し始めた感じだ。気持ちもぽかぽかとあたたかく、心地よい。しかしなんだか今日は風が強く、歩くのにも苦労した。なにごとも心地よいだけでは終わらないようだ。

2024年4月18日

松浦弥太郎さんの「ベリーベリーグッド」を読んだことをいかして今日、上機嫌に、周囲に気を配りながら通勤をしたら、いつもより少し気が楽になった。イラっとすることが減った。本を読むことの醍醐味はこういうところにある。あっと思ったら、翌日試してみ…

2024年4月17日

松浦弥太郎「ベリーベリーグッド」を久しぶりに電車内で読んでいた。その中で著者は、通勤ラッシュの駅構内を歩いているたくさんの人たちを観察してこう言っている。「ひとつ思ったのは、まわりの人に対してやさしい顔をしている人が誰一人いなかったことだ…

2024年4月16日

今日も昼間はやるべきことが多く、また慣れない仕事もあり、終始あたふたしていた。帰るころにはくたくたというか、ぼんやりとしていた。電車に乗っている時間がいつにも増して長く感じる。都内に住んでいてもこんなもんかあ。もっと颯爽と自宅と職場との間…

2024年4月15日

電車に乗りながら、この移動している時間を毎日足し算していったら、どれだけの膨大な時間になるだろう、と想像してぞっとした。1往復2時間と仮定したら、12日でまる一日分になる計算だ。この時間を貴重だと思って有効に使える人と、そうでなくなんとなく過…

2024年4月14日

駅前のロータリーで区長選の演説をしていて、その声の大きさにあやうく倒れそうになった。拡声器を使っての大声は騒音にならないのだろうか。聞く人のその時の体調によっては、暴行を受けるのと変わらない。端的に「うるさい」ということにこれだけの暴力性…

2024年4月13日

寒かった冬にじっと我慢してたくわえていた力を解放するかのように、ぐんぐんと葉を増やしていくブルーベリーを眺める。寝室の窓からの景色はいつも自分を静かに励ましてくれる。自分も力をたくわえなければ、そしてその力を出していかなければ、と思わずに…