百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2024年4月22日

 

松浦弥太郎さんの「あなたにありがとう。」を読む。お守りのように大切にしている一冊だ。そこに「見返りを求めない」というエッセイがあって、それがいつも自分の胸を突き刺している。「自分はこんなに我慢してるのに」「自分がこんなに頑張ってるのに」「自分はこんなに動いているのに」「自分はこんなに(以下略)」なんてイラついてしまう事なんてしょっちゅうだから、いけないいけない、と自らにつぶやいている。誰のためとかではなく、ただ自分がやりたいからやった。それで充分。普段からそう思えるようになりたい。