百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2024年4月12日

再開発で自宅近くが大きく変わるというニュースをみて、なんだか自分が街から取り残されたというか、街に置いて行かれたかのような感覚に陥った。しばらく先の話だけれど、人も増え、景色もがらりと変わる。景色については、昔のままであってほしいというよ…

2024年4月10日

昨日の朝、大変な目にあったことを教訓に、今朝はいつもより少しだけ早く家を出た。そうしたら心にゆとりができて、目的地にも早く着いて、ゆっくりできた。こうやって余裕をもって一日を過ごすことを意識して習慣にできたら、きっと自分が生み出すものも違…

2024年4月9日

乗る電車のタイミングがまずかったのか、今朝はかなり混雑していて、目的地に着くころにはクタクタになっていた。朝からこれでは大変だ。夕方まで集中力がもたない可能性がある。ただそんなことを嘆いていても始まらない。明日から、何時の電車に乗るのが良…

2024年4月8日

朝、コーヒーをよく飲む駅ナカのパン屋で昼食用のサンドイッチを初めて買って、昼に食べた。チェーン店であるこのパン屋の惣菜パンは大好きなのだけれど、サンドイッチに関してはここ!という別のパン屋があるからなのか、うーん、ちょっと違うなあ、なんて…

2024年4月7日

蔵の本屋で店番。今日は月に一度の絵本のおはなし会で、子どもたちが来て絵本の朗読を熱心に聞いていた。「あさになったのでまどをあけますよ」繰り返される優しい声を聞きながら、朝が来て、窓を開けて室内に光と風と通す時の心地よさを想う。朝起きて窓を…

2024年4月6日

自宅のブルーベリーに芽が出てきた。ようやく春がやってきたのだと感じる。私の場合、街の桜の花よりも、自宅のブルーベリーの方が待ち遠しい。桜は、、、きれいなのは分かるのだけれど、皆が皆花見モードなので、「はい、そうですか」とつい背を向けたくな…

2024年4月5日

通勤の電車内。なんとかして席に座ろうとソワソワし、偶然目の前の席が空いてラッキー、とばかりに座れることによる快感よりも、座らないで立っていようと決めてしまった時の安心感のほうがよほど心地よいと、今日ようやく気づいた。本を読んだり、ぼんやり…

2024年4月4日

大学生に向けた「好きなことを一生懸命やろう。何か一つでも良いから熱中できるものを見つけよう。それが将来自分の武器となり、支えとなり、自身を特徴づける魅力を形成してくれる」というメッセージをふと読んで、自分にももっと大学時代に熱狂するものが…

2024年4月3日

三浦しをん「しんがりで寝ています」を買った。つい先日本屋で見かけて気になっていた本だった。あまり難しいことを考えずに気楽に読めるエッセイが最近無いなあと思っていたところだったので、今から読むのが楽しみだ。冒頭の「有識者緊急会議」からしてく…

2024年4月2日

慣れない経路の電車に乗るのは、なにかとストレスが多い。どの車両に乗ったら混雑を避けられるだろうか。駅の移動をスムーズにするには?そんなことを考えている。本当は何日もかけていろいろなパターンを試してみればよいのだろうけれど、それもなんだか億…

2024年4月1日

新年度。いつもと変わらずしれっと生きよう。そのような言葉に出会い、そうだよな、自分はそうやって淡々と生きたいのだ、ということを再認識した。特別感を感じている場合ではない。いつもと同じように、求められていることを愚直に実行する。そんなオトナ…

2024年3月31日

川越のゲストハウスちゃぶだいに出張。久しぶりに蔵造りの街並みを眺めて歩いた。目的地のゲストハウスは一番街から少し外れているにもかかわらず、朝行ったらすでに買い物客が集まっていた。毎月最終日曜日にマーケットを定期開催しているようで、ものごと…

底抜けに前向き

ゆきのゆきちゃん/きくちちき ミシマ社 きょうのぼくはどこまでだってはしれるよ/荒井良二 NHK出版 3月は卒業、別れの季節。そして4月は入学、進学、新任、出会いの季節。私自身、そういった年度末・年度始まりの節目があいまいになって、いつも通りの日々…

2024年3月30日

昼間の仕事を終え、帰宅し、ふうとひと息ついたら全身の力が抜けて、何か大きな山場を越えたような気持ちになった。手帳を見ると3月最終週。ページをめくったら4月になるので、来週からは新しい手帳の出番だ。また新しい気持ちで1年を始める。明日、3月最後…

2024年3月29日

ここ数年はほとんど意識していなかった年度終わり。今年は少し大きな環境の変化があって、今日はその節目の日になった。「じゃあ、元気で」という別れのやりとりとはしばらく縁がなかったから、うろたえた。こういうムズムズ感は、いつまで経っても、何年経…