百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2024年4月5日

 

通勤の電車内。なんとかして席に座ろうとソワソワし、偶然目の前の席が空いてラッキー、とばかりに座れることによる快感よりも、座らないで立っていようと決めてしまった時の安心感のほうがよほど心地よいと、今日ようやく気づいた。本を読んだり、ぼんやり考え事をしていたりしたら、いつの間にか目的地に着いていた。なんてのが理想で、いまその理想に近づきつつある。ホームになかなか電車がやってこないときなど、相変わらずイライラから逃れられないことも多いのだけれど。