夢に向かって一生懸命勉強に励んでいる人が、近くにたくさんいる。さて自分は、高校時代、大学時代、どうだっただろうか。ふと思い返すと、がむしゃらに勉強しました、と胸を張れるような記憶がほとんどないことに、呆然とする。その当時はそれなりに頑張っていたのだろうけれど、後になって振り返ると、「あの頃は必死だったな」と言えるほどでは決してない。もっと長い目で自分の人生を見て、やるべきときにやるべきだっただろう、という後悔の方が大きい。だから今、一生懸命勉強している人を、うらやましく感じる。「今からだって遅くない。勉強すればいいじゃないか」自分の中のもう一人の自分がそう言っている。