本棚から久しぶりに「ぼくたちは習慣で、できている。」(ワニブックス)を引っ張り出して、電車内で読んだ。自分を成長させるような習慣を持ち続けることの大切さに気づいたのと同時に、やめるべきだと思いながらやめられないのはなぜかを再認識した。毎日強い意志を持って誘惑を断ち切ろう、とするのではまだ甘くて、そもそも誘惑を誘惑と感じないように自分自身をつくることが大事。そして、(例えばお酒をやめるには)量を少なくするより完全に断つ方が楽だと気づくことが大事。こうやって読んでいると、やめようかと思いながらやめられずにいたことを、きれいさっぱりやめることができるような気がしてきた。他人はこれを好きだと言うけれど、自分はやらない。その代わり、自分にとって大切なことは、堂々と習慣にする。このメリハリが一番の肝だと思った。