百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2024年3月1日

 

昨日は昨日、今日になったら今日、そして明日も明後日も、やるべきこと、やらなければいけないと焦ることはたくさんあって、まるで時間を食いつぶしているような感覚に陥る。忙しい状態であることに満足していた時期は確かにあった。ただそれは、仕事がなくなったらどうしよう、ある日突然暇人になったらどうしよう、という不安がすぐ隣にあったからだ。実際に目の前に膨大な仕事があって、その量を自分でコントロールできずにいると、徐々に体が重くなり、気が重くなり、苦しくなってくる。独立した一人の大人なのだから、そうならないように自分自身で調整していかないといけない。