百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2024年1月30日

 

ギスギスとした、殺伐としたニュースを目にする度に自分に言い聞かせている言葉がある。それは「なんだっていい」「どうだっていい」。一聴すると、まるで考えることを放棄したかのような印象を持つこの言葉、実は穏やかに過ごすうえで大切な姿勢だと思っている。思い通りにならないことでイライラが募り、他人を罵倒し、危害を与えてしまうのであれば、こだわらない「そこそこ」を存分に味わってはどうか。そうやって自分で自分を諭している。あと、「言いたいことは我慢せず口にしなければいけない」というのも考えものだよ、ということ。もっと、黙っていることへの忍耐力みたいなものを、身につけたいと思う。