百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2023年11月11日

 

太原堂で店番。熊谷駅で降り、店に行く前にくまざわ書店に立ち寄り、内田樹「街場の成熟論」を発見した。ここへ来て、成熟論。氏の本をたくさん読む中で大好きになり、とくに最近大切にして自分自身よく口にしている言葉が「成熟」だ。成熟した市民でありたい。そのためにはどのような心掛けが必要か。その自分なりの答えを見つけ出そうと思い、買った。おなじみの武道の話もあり、まだ読み途中だけれど、楽しく読んでいる。「場を主宰できる人」「自分自身の行動に対して主導権を握れる人」これが、現段階での私なりの「成熟した大人」の定義だ。