百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年7月23日

 

長く使えるオリジナルの家具を持つというのは、はたして「重たい荷物を背負うようなもの」なのか?そんなことをふと考える。オーダーメイドの家具が好きな私は、それによって人生に重荷を負ったと感じたことはない。あまり定住せず、いろいろな所へ行く人にとっては確かに不要かもしれない。ただ私の場合は、根が「移動するかとどまるか迷ったら、とどまる」というタチなのだろう。愛着を持てるオーダー家具に感謝こそすれ、重荷とは思っていない。それに、どうしても移動したければ、担いででも何してでも、移動する。