百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年6月29日

 

ジョギングをしようと思うのだけれど、このところ猛暑日が続いてそれどころではない。朝起きてすぐなら大丈夫だろうと思っても、家を出られないくらい暑いのだ。

 

好きで走っている。体力をつくるとか、身体をシェイプアップさせるとか、そういった理由は二の次で、ただ走っている時間が気持ち良いから走っている。趣味と言って良いだろう。それでも毎日となると二の足を踏む日も少なからずあり、続かない。そんなとき、建築家の光嶋裕介の著書で、マラソンに備えて夜中に走っていた、というのを読んで、なるほどと思った。夜走ればいいんだ。そうすれば朝や昼間ほど暑くないし、風呂に入って寝るだけなら汗をかいても気にならない。これなら続けられるかも、とようやく気付いた。