百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年5月20日

 

ふと、自分が大学を卒業して社会人になってからの年数を数えて、ぞっとした。まる16年を過ぎたことになる。社会人17年目の人間って、どれだけの大人なのだろう。自分が17歳の高校生だと仮定して、自分が生まれた時に社会人になった人というのを想像すれば良い。その想像上の人間と同じレベルの大人に、今自分はなっている。はずだ。なわけない、と突っ込みたくなる。

 

もっと懐の大きい男になっていると思っていた。もっと稼ぐ大人になっていると思っていた。もっと、もっと・・・。と挙げていったらキリがない。しかし今の自分が、過去の自分の蓄積の成果に他ならない。もっと成長しなければ。その多少の向上心があるだけ、良しとするか。