百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年5月17日

 

朝、駅から職場へ歩いて向かう途中のこと。昼食用のサンドイッチを買いに、チェーンのカフェに立ち寄った。そこにあるのは、たまごサンドとツナサンド、それぞれ1切れづつ入った二切れで、280円(以下、①とする)。そしてその隣には、たまごサンド二切れ250円(②)、ツナサンド二切れ250円(③)というものもある。たまごもツナも両方食べたいから①を買うのだけれど、一方で、それだけだとやはり物足りないので、①ではなく②と③を買うというのも選択肢に入る。そうすればたまごとツナ、両方二切れづつ食べられて身も心も満足だ。しかしそれだと食べすぎかな?なんて、他人から見たらどーだっていいと思うであろうモヤモヤを抱え、①を買ってかばんにいれ、そそくさと歩く。折衷案で400円程度のパックはないのだろうか?ないんだろうな。こういう優柔不断な男に結局②③を買わせるように計算された価格設定なんだろうな、と邪推する。