プロ論。3/B-ing編集部(編) 徳間書店
表紙をボロボロにするまで読んだシリーズ(※)。読んでるだけでこうはならない。コーヒーカップ置きという乱暴な使い方をした覚えはまるでないのだが。
いまでこそ誰もが知っている茂木健一郎氏。彼の言葉に新しさを感じ、固定観念にとらわれずに、自分にとって快適な働き方を見出そうとしたのを思い出す。
僕はそろそろ、個人と企業の関係が、変わってきてもいいころかなと思うんです。今まで社会で働くためには、組織に属するか、自分で企業するしかなかったけど、そろそろ第3の道ができてもいい。それは、「アフィリエイト(提携)」という関係です。ひとつの組織に「所属」するのではなく、複数の組織とアフィリエイトする。
自分が考えることを発信し、それを見つけてもらうということは、いまいくらでもできる。機会がないから、という言葉は言い訳にしかならない。そのことも、彼から学んだ。
今はインターネットが普及している時代です。一生懸命やっているのに、誰からも見つけてもらえないなんてことは、まずありません。ただし、時間はかかりますよ。僕が「クオリア」という問題意識を持ってから出井さんが見つけるまでに、10年かかりましたから。
(※)
sarusuberi-to-taiyo.hatenablog.jp
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