百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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プロ論。3

プロ論。3/B-ing編集部(編) 徳間書店

 

表紙をボロボロにするまで読んだシリーズ(※)。読んでるだけでこうはならない。コーヒーカップ置きという乱暴な使い方をした覚えはまるでないのだが。

 

いまでこそ誰もが知っている茂木健一郎氏。彼の言葉に新しさを感じ、固定観念にとらわれずに、自分にとって快適な働き方を見出そうとしたのを思い出す。

 

僕はそろそろ、個人と企業の関係が、変わってきてもいいころかなと思うんです。今まで社会で働くためには、組織に属するか、自分で企業するしかなかったけど、そろそろ第3の道ができてもいい。それは、「アフィリエイト(提携)」という関係です。ひとつの組織に「所属」するのではなく、複数の組織とアフィリエイトする。

 

自分が考えることを発信し、それを見つけてもらうということは、いまいくらでもできる。機会がないから、という言葉は言い訳にしかならない。そのことも、彼から学んだ。

 

今はインターネットが普及している時代です。一生懸命やっているのに、誰からも見つけてもらえないなんてことは、まずありません。ただし、時間はかかりますよ。僕が「クオリア」という問題意識を持ってから出井さんが見つけるまでに、10年かかりましたから。

 

(※)

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