百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年4月28日

 

蔵書票を貼ったばかりのお気に入りの本を、風呂で読んでいたら、カバーを湯船に落とした。またやってしまった。昔、文庫本を風呂で読んでいて、うとうとしていたら本ごと湯船に落としたことがあった。本全体がぶよぶよになり、表紙はもうない。それでもまだ本棚にあるのだから、本にとって外傷はさほど問題ではない。とはいえ、今回は買ったばかりの、しかも「これはお気に入りである!」と刻印したばかりの単行本だ。まるごと湯船に落としていたら、そのショックは計り知れない。表紙だけでよかった。いや、そもそも風呂で本を読むなという話だ。