ビジネス書と表現して良いのかはよく分からないけれど、久しぶりに「ビジネス」を意識した本を読んだ（※）。そういえば社会人になりたてのころは、自分を支配する劣等感をどうにか振りほどきたくて、ビジネス書をよく買い漁った。でも当時買った本のほとんどがいまはなく、いつの間にか手放していた。「読んだところで」とビジネス書・自己啓発書の類と距離を置くようになった時期がしばらく続き、最近ようやく距離が近づいてきた。押しては引いてを繰り返す、まるで波のようだ。
「『七つの習慣』とピーター・ドラッカーの本を読んで、これ以上に読む価値のある本は少ないと感じ、以来ビジネス書は読まなくなった」そんな言葉を最近聞いて、私もそう思える一冊に出会いたい、と強く思った。そして今日、私にとってのその一冊はこれかもしれないと、感じている。
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