百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年1月18日

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目の前のタワーマンションを見上げて、いやぁ憧れないなぁと思ってしまうのは、その良さを分かっていないのか、求める人の価値観からずれているのか。再開発によって従前の劣悪な環境が改善されるという問題解決の観点からは、見習うべき事業手法なのだろうけれど。そもそもエレベーターを好んで使わない自分が、エレベーターを使わないとたどり着けない高層階の家で快適に暮らせるとも思えない。家を出てから敷地を出るまでに数分かかるというのもどうなんだろう。そうしてたどり着く結論は、仮にタワーマンションに住んでもいいよということになり住戸を選べる機会があるとしたら、1階のちょっと広い庭付きの住戸か、せいぜい2階あたりを選ぶのではないかということ(そもそもタワーマンションの1階に住戸はないのか?)。夢がないなぁ、なんて恥ずかしくなりながら、タワーマンションを通り過ぎた。