百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2021年11月22日

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今日も新刊本を仕入れた。気になる本はたくさんある。それに、「この本はあの人に気に入ってもらえるんじゃないか」といった本と人とが結びつく瞬間があって、それが心地よくもある。ただ、売り上げをはるかに上回る仕入れ値に内心ドキドキし、冊数を多く仕入れるのに躊躇してもいる。売るための商品を仕入れるのに自分自身が戸惑ってどうするの、という声が聞こえてくる。自信をもって本を推すのがあなたの役目でしょうが、という声が。その声のとおり、新刊本に関しては仕入れない限り売れないわけで、ある程度は自分の体内のリミッターを外して、発注ボタンを押している。この説明が難しい妙なドキドキ感、商売を続けていって慣れてきさえすれば、おさまるのだろうか。