百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2021年11月18日

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朝の時間を大切にしよう、というのは社会人になりたてのころに学んだことだ。朝にまとまった時間を確保して、勉強や読書、ニュースのザッピングなどをすると良い、と。もちろん人によって個人差はあるけれど、朝は脳もすっきりしているし、遅くまで寝ている仲間と差をつけることができる。だから一時期、出社前に会社近くのカフェに寄ってコーヒーを飲みながら日経新聞を読む、というのを習慣にしていた。長続きはしなかったけれど。

 

いま、またその欲望というか義務感のようなものが湧き出してきて、朝の数十分をひとりの時間として大切に過ごしている。いまは本を読んでいるけれど、テーマを決めて勉強するのも良いだろう。この「学ばなければ」という自ら湧き出る感情を、大学時代にもっていればよかったのに、といまは後悔している。