そのお店がオープンする前から、応援していたカフェがある。コーヒーを愛する店主の「地元にカフェをつくりたい」という想いを聞いて、ぜひ実現してほしいと願った。オープンしてからすぐにお客が途絶えない人気店となった。満席で座れない日もある。毎日笑顔を絶やさない店主を見て、やりたいことを実現させるって、こういうことなのかと思った。そして、自分もそうでありたい、と。
その大好きなカフェに、自分の本を置いてもらえることとなった。コーヒーのお供に本を。本とコーヒーという相性の良い2つを組み合わせた空間を提供できることに、しかもその場所が大好きなカフェであるという縁に、このうえない喜びを感じている。