百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

MENU

2024年6月23日

 

カフェニルに出張。私のミニエッセイを読んでくれた方と話をした。資源物として出した不要な本の束を持ち去られて悔しかった、という私の告白に対して、難癖をつけるつもりではなくて、と前置きしたうえで、それって悔しいものですか?と質問をされた。自分はなんだか腹が立ったのです、というのが正直な気持ちなのだけれど、何とも思わずにいることもできるのかもしれないと、質問されて気がついた。感じ方は本当に人それぞれだ。そして、今まではこう思っていたけれど、今後は違った方向に捉えようとすることもできるのだということを、他者の意見を聞いて知った。