カフェニルに出張。私のミニエッセイを読んでくれた方と話をした。資源物として出した不要な本の束を持ち去られて悔しかった、という私の告白に対して、難癖をつけるつもりではなくて、と前置きしたうえで、それって悔しいものですか?と質問をされた。自分はなんだか腹が立ったのです、というのが正直な気持ちなのだけれど、何とも思わずにいることもできるのかもしれないと、質問されて気がついた。感じ方は本当に人それぞれだ。そして、今まではこう思っていたけれど、今後は違った方向に捉えようとすることもできるのだということを、他者の意見を聞いて知った。