百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2024年5月20日

 

この本はお気に入りだから、何回も読んで、読みこなそう。そう思える一冊に出会えるのは素敵なことだ。もちろん私にもそうした一冊がある。今日、その本を持って家を出て電車に乗った。行き帰りの電車内でたっぷり読もうと思っていたのだけれど、朝のぼんやりとした気分と、夕方のぼんやりとした気分とで、とても読む気になれず、結局目を閉じたり窓の外の景色を眺めたりしていたら目的地に着いていた。そういう日もけっこう多い。