百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2024年3月28日

 

他人に頼られる人間になりたい。頼もしいね、と思われたい。最近はそういう想いが仕事の原動力になっている気がする。それが好ましいかどうかは人によって違うだろうけれど、少なくとも今の自分を支えているのは確かだ。正義を追求し、弱者を侵害から守る役割を持つ法律家や、その法律家を目指して学ぶ学生に触れていると、特に感じる。自分自身を喜ばせるために何をやりたいかより、何をすれば他人に喜ばれ、必要とされるかを優先したい、と思うようになったのは、大人になってから。それも、つい最近のことではないだろうか。「親しみと信頼」大切にしているこの言葉のうちの、特に「信頼」というものを、どうやったら得続けられるのか、ずっと行動しながら考えている。