百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2024年3月7日

 

つまらない顔をしながら毎朝通勤電車に乗って仕事場に行くような大人にだけはなりたくない、と漠然と思っていたのが子供の頃だ。その頃の自分にとって遠く、遥か彼方の世界にあるような大人に、今なっているという事実に、たまに自分で衝撃を受けることがある。つまらない顔をしながら電車に乗って、、、って、まさに今の自分じゃないか、と。別につまらなくはない。やりがいを持って生きている。ただ、何年仕事をしていても、通勤時間を快適にするという簡単そうなことが、どうしてもできないんだよなあ。