百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2024年1月23日

 

明日の朝にかけて大雪に警戒との予報。この冬一番の冷たさ、とか、今年一番の大雪の恐れ、とか、そういった言葉を聞く機会が増えたと感じるのは数年前からだ。油断していると災害が発生して命にかかわる。異常気象で暑さも寒さも雪も嵐もみな桁違いの規模、命を優先しての警報だと思えば一応は納得できる。ただ、そんな言葉も使い古されると、「ああ、また言ってらぁ」なんて、オオカミ少年のようになりかねない。そうさせているのは社会?いやいや、警報を受けている一人ひとりだと考えるべきだろう。一人ひとりが、当事者。