なんだか、電車の遅れだとかそういった自分にはどうしようもない出来事に対して、不寛容とまでは言わないけれど、心がざわつくのを隠せなくなってきたように感じる。今日は太原堂で店番だった。熊谷へ向かう途中の電車がなかなか進まず、途中の駅で少し止まっていた。時間にして5~6分。ほんのわずかな時間であり、その遅れによる影響なんてたいしたことないはずなのに、心に嵐が吹き荒れる。そして「こんなささいなことでイラついている自分」に情けなくなってまた、強風が心臓を叩いた。帰りは帰りでまた電車が遅れていて、ホームでじっとしているのも辛いから、改札内にあるそば屋で軽くそばを食べた。自分って、こんなに待つことができなかったっけ?明らかに以前は楽にできたものができなくなっている。でもおいしいそばを食べたし、よしとしようと無理やりこじつけた。