百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2023年6月14日

 

朝、駅を出たときにぽつぽつと降っていた雨が、事務室にちょうど着いた瞬間に強くなった。傘を持っていなかったので、歩くのがあと1分遅かったら、身体が濡れていた。昼食を食べに外へ出たときは雨は止んでいたけれど、戻っているときにまたぽつぽつと降ってきた。これは事務室に戻るまでに降られてしまう、とイヤーな気持ちになったけれど、ぽつぽつのまま事務室に着いた。雨に関してはいつも「ついてないな」と思うことが多い。大丈夫だろうと傘を持たずに家をたら降るし、心配だからと傘を持ったら晴れて傘が邪魔になる。でもそういうことばかりでは決してなく、こうして「ラッキー」と感じる日だってあるのだ。いつもついてない、なんて嘆いていてはいけないな。