百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2023年6月12日

 

日曜日が明けて、またいつもの1週間が始まった。やるべきことはたくさんある。それをひとつひとつ手帳に書いていく。最初に□印をつけて、やることが終わったらレ点を入れる。そうやって「今日やること」を確実につぶしていく作業が、どうやら自分は好きなようだ。つぶせないことももちろんある。ああ、今日はもう遅いし無理だ、と思ったら、明日の欄にまた同じことを書いて、今日の欄に書いた文字は取り消し線で消す。とにかく「やり終えていないことを忘れて過ぎ去ってしまう」ことだけはしたくない。こうして今日もいくつかの作業を地味ーに終えたけれど、まだもう一つやることがあるので、ちょっと放心状態でいる。