百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2023年6月10日

 

午前中は久しぶりのオフで、のんびりしている。一時期、「サードプレイス」という言葉を自分自身よく使った。自宅でも職場でもない「第三の場所」が自分の心を落ち着かせるために必要だと思っていたけれど、今はそうは思わなくなった。一人になる時間は確かに必要。でもそれはサードプレイスでなくても良い。自宅で充分、というのが今の実感。自宅でゆっくり、コーヒーでも飲んでいられるのであれば、ことさら自分にとっての「サードプレイス」を見つけ出さなければ、と焦る必要もない。

 

これから家を出て、ナツメヒロへ本の納品に行く。そのことにちょっと億劫さを感じていることに気づき、あ、サードプレイスが要らないのはただ出不精だからか、と悟ってしまった。