午前中は久しぶりのオフで、のんびりしている。一時期、「サードプレイス」という言葉を自分自身よく使った。自宅でも職場でもない「第三の場所」が自分の心を落ち着かせるために必要だと思っていたけれど、今はそうは思わなくなった。一人になる時間は確かに必要。でもそれはサードプレイスでなくても良い。自宅で充分、というのが今の実感。自宅でゆっくり、コーヒーでも飲んでいられるのであれば、ことさら自分にとっての「サードプレイス」を見つけ出さなければ、と焦る必要もない。
これから家を出て、ナツメヒロへ本の納品に行く。そのことにちょっと億劫さを感じていることに気づき、あ、サードプレイスが要らないのはただ出不精だからか、と悟ってしまった。