百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2023年5月6日

 

人が集まる場所を避けるように、連休はじっと自宅で過ごしている。こういう過ごし方に慣れてもうだいぶ経つ。最近はそのことに積極的な理由を見出して、それが自分なのだと胸を張れるようにすらなってきた気がする。連休があって、イベントがあって、そこに人が集中するのであれば、それはすなわち、空洞化する場所に目を向けるチャンスだということ。イベントならではのサービスは得られないかもしれないけれど、それについてはひとまず諦めて、のんびり過ごす時間から何か価値を生み出すことはできないか。そう考えれば、外出しない休日にも意義はある。