百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2023年2月28日

 

まだまだ自分はオトナになりきれていないなあ、と思うことはたくさんある。それでも、ちょっとはオトナになれたかな、とうぬぼれることもある。自分が持っているものを独り占めしないで、周囲に差し出すということを覚えてからは、「ひょっとして成熟し始めたのかもしれない」なんてことを思う。自分だけのものなんて世界には何一つない。今自分が持っているものは、扱うことを社会から託されているにすぎない。そう言ったのは松浦弥太郎さんだ。その言葉を実感していると言えるくらいには、オトナになれたかな。