百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

MENU

WHERE’S WARHOL?

WHEWE'S WARHOL?/作:Catherine Ingram 絵:Andrew Rae

 

yack yack booksの絵本の定期便で届き、大切にしているのは、アンディ・ウォーホルを探す絵本。日本では「ウォーリーを探せ」が有名か。そのアンディ・ウォーホル版。

 

ニューヨークに実在したディスコStudio54、ドイツの美術学校バウハウス、イタリアの古代都市ポンペイ嘉納治五郎が創設した講道館・・・。12のさまざまな風景の中にたくさんの人がいて、その中にアンディ・ウォーホルがまぎれている。彼を探すのはもちろん、例えばバウハウスのページにはグロピウスが、講道館には嘉納治五郎が、というように、その情景ならではの人物や出来事を見つけるのも面白い。英文だけれど、ページ後半に風景や人物の解説があるので、答え合わせをしながら読み解くと、さまざまな国の時代背景を知ることができる。