目の前にやるべき作業がいろいろあって、あまり深くゆっくりと考えることもせずにその作業に没頭していると、体中が熱を帯びて、興奮していることに気づく。ジョギングをしている時で言うところの「ランナーズハイ」だ。その状態に入った時がとても楽しく、有意義に仕事をしている実感を得ることができる。深く考えていない、新しいものを生み出しているわけではない、という点では建設的な仕事とは違うのかもしれないけれど、どちらかというとこういう作業に熱中することの方が自分は好きなのだろう。複数の相手にメールを送る時、誤字脱字がないかチェックをする時。ケアレスミスをしないようにブツブツと口に出すことが多いので、まわりのスタッフにはちょっと煙たがれているかもしれない。