百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年8月30日

 

泣きっ面に蜂とはよく言ったもので、びっくりするくらい自分に当てはまることわざだなぁと思うことがある。濡れては困る書類を抱えているときに限って夕方雨が降り、そういう日に限って傘を持ち忘れる。書類が濡れないように気をつけながら帰る。ポストから郵便物を取って、手がふさがっている日に限って、宅配ボックスに荷物が複数入っている。しかも箱が大きい。帰宅して一息ついたら、コンビニで買ったプリンが揺れてぐちゃぐちゃになっていた。・・・そんなこといくらでもあるでしょうに。いちいち気にしていたらダメでしょ。そういう外からの意見が聞こえてくるようだ。でも自分事になると、たったこれだけのことで、思いっきり泣き顔に飛んでくる蜂が目に浮かぶ。もっと大らかになれないのだろうか。