百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年8月22日

 

この1冊を読み終えるまでは他の本を読まない、と決めている本があって、それがもうすぐ読み終わる。ここ1週間ほど、電車での移動中はこれだけを読んでいる。1冊を最初から最後まで通して読むこと自体が、久しぶりのように感じる。こういうとき、他の本に、つまりは他の情報に、飛びつきたくなる欲が出てくる。でも我慢する。じっくりと、1冊を味わうように読みたい。今はそんな気分だ。明日には読み終わるだろう。自分の「いのち」や「からだ」について丁寧に考えるための本。