百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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革のペンケース

 

5年くらい前になるのだろうか。当時住んでいた妙典の家のすぐ近くで手づくり市が開催されていたときのこと。行徳の革小物作家「hands trust」の革のペンケースに一目ぼれした。

 

作り手を目の前にして雑貨を買うことができるのが手づくり市の醍醐味だ。今この場で自由にマークを縫いつけることができます、と言われ、その時並んでいた図柄から選んで、裏側に付けてもらった。目を細めてようやく見えるくらいに細かく描かれた歯車の図柄。こうして期せずしてオリジナルのペンケースが手に入った。

 

5年くらいずっと使っているが、革のエイジング感が時間を経ていい感じになっている。こういう長く使える文房具が手元にあると本当に嬉しい。