百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2021年12月21日

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他人の蔵書に触れるのは、普段自分では選ばないような本を知るきっかけになって面白い。そうか、自分はこの分野の関心が薄いんだな。苦手意識があるのかもしれないな。でも食わず嫌いは良くないな。そんな新しい発見がある。

 

数年前までは小説を読むのが苦手だったから、いまでは大好きな伊坂幸太郎小説が本棚にずらっと並んでいるなんて、過去の自分が知ったら驚くだろう。これも新しい発見を経ていまに至っている証拠だ。同じ作家名が並ぶ本棚を眺めながらウトウトする。全冊読み終えているとか、ましてやストーリーが全部頭に入っているとか、そんなことはありえあいのだけれど。