百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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泣きむしハナ 泣かなかった

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泣きむしハナ 泣かなかった/東野ひろあき・文 川﨑あっこ・絵 ビーナイス

新刊 1,100円(税込み)

 

いつも泣いている泣きむしの猫「ハナ」。ある日を境にガラッと環境が変わってしまう。ひとりぼっちになってしまったけれど、ハナは前を向く。すると不思議なことが起きる・・・。

 

純粋で誠実な子猫の姿を見て思い知るのは、「孤独であることを受け入れるって、そういうことなのかな」ということ。孤独であること、急に孤独になるかもしれないということは、子供でも大人でも同じことだ。ハナの丸く大きな目を見ながら、まっすぐ生きようと思う。