前職でお世話になったクライアントから、嬉しいメールをいただいた。本が好きで、飽和状態の本と一緒に暮らしていらっしゃる。その方からのあたたかい言葉から、本を紹介する仕事が、たとえ小さくても、必要であることを実感する。その方の、紙の本がうず高く積まれたやはりあたたかみのある住まいで、教養が高められ、そして周囲の知が高まる。その一連の流れに貢献したいという想いを、強くする。
住宅の企画・コーディネートという立場でいままでは暮らしづくりをしてきたけれど、今度は本を介して、暮らしをつくる。たとえ小さくても、続けなければならないなぁと思った。