百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2024年6月13日

 

松浦弥太郎さんの著書を何度も読んでは、心に刻もうとしている言葉がある。「心を波立たせない」だ。ぞわぞわっと波立つことなんて相変わらずしょっちゅうだけれど、それでも「落ち着いて、落ち着いて」と唱えながら、心を落ち着かせる日々だ。唱えているうちはきっとまだまだで、本当はそんな呪文なんていらないくらい、力まずとも平穏な状態でい続けられるようにならなければいけないと思う。その境地に達する道は長い。