百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2024年3月26日

 

週末のミニ古本市イベントに向けて、持っていく本をどれにしようか、あれこれ考えている。あくまでも「古本市」という体裁なので、お気に入りの、少々手垢のついた所有本を厳選して持っていこうか、とも思ったのだけれど、正直どうもしっくりこない。やはりここは、ちょっと空気は違うのかもしれないけれど、新刊本を売りたい、というのが正直な想いだ。古本を売ることに興味がないとかそういうことではない。他人に「ぜひ読んでみてよ」と前のめりになって薦めたい本はたくさんある。ただ、本屋としての自分の役割は、今の本の良さを広めることにあるのではないかと勝手に思っている。