百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

MENU

2024年2月11日

 

妙典に来たらほぼ毎回立ち寄るカフェで。このところ鼻水がよく出る。自由に取れる手拭き紙を何枚もいただいて、鼻をかんだ。パンを食べた後の皿や包み紙と一緒に退店時、カウンターに戻すのだけれど、決してきれいでない紙くずをそのまま出すのが後ろめたく、ゴミ箱に自分で捨てたくなる。しかしそういうときに限って、こちら側にゴミ箱がない。ゴミ箱があれば気兼ねなく自分で捨てられるのに。昔はこちら側にゴミ箱があったら、「自分で捨てろってことかい」と、ほんの少しだけムッとすることもあった。それなのに・・・。自分を取り巻く状況が変わることで、モノの見方がガラッと変わるのだということを実感した。