百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2023年11月7日

 

松浦弥太郎さんの新刊「エッセイストのように生きる」を電車内で読んでいる。エッセイストのように、と意識しているわけではないけれど、毎日エッセイのような日記のようなよく分からないものを(エッセイ、とあまり厳密に意識せずに)こうして書くことが習慣になっている自分は、エッセイストのように生きていると言っても間違いではないなあ、と思ったりした。と同時に、書くこと自体よりも、書くために自ずと行っている「自分の内面に向き合い、じっくり考える」行為こそ大事にすべきであり、「自分の内面に向き合い、じっくり考える」を繰り返すことで成熟した大人の力を蓄えようとする姿勢こそ、身につけるべきだと感じた。