百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年10月29日

 

土曜日。特に予定のないオフ。家でゆっくり過ごそうとも思ったのだけれど、ひと箱本棚に本を補充しなければと思いつき、また別の済ませたい用事もあったので、電車に乗り、新宿、そして下北沢へと向かった。天気の良い土曜日の日中とあって、街中はとにかく混雑していた。休日とはいえ、なんでもない日でもこうなのか。前を歩く人とペースが合わず、ゆっくり歩いたり、追い抜こうとしてうまくいかずあたふたしたり。下北沢から帰宅する頃にはヘトヘトになっていた。どうやら自分は本当に都内の人が集まる街を快適に歩くことができないらしい。自分は根っこから田舎人間なんだなぁ、とため息をつきながら帰宅し、自分で淹れて飲んだコーヒーは抜群に美味しかった。