百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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新100のきほん

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新100のきほん 松浦弥太郎のベーシックノート/松浦弥太郎 マガジンハウス新書

 

昔から新書が好きだ。サイズ感、価格、量、そして「いま」をテーマとした題材のセレクト。すべてにおいてバランスが取れている。表紙デザインの統一性は本ごとのオリジナリティとは別で感覚を刺激する。今日はこの本、明日はこの本、と選んで持ち運ぶのも楽しい。

 

「マガジンハウス新書」の創刊を知った。それは松浦弥太郎さんの「100の基本」。単行本の「100の基本」(※)を改題・加筆修正して新書化したものだ。これをポケットに入れて持ち運び、移動中に開き、彼の「いつも」という基本を学び、真似しようとする。では自分にとっての「100の基本」は何か、と考える。巻末についている空白のリストに書き込んでいったとき、ただの新書が自分だけの自己啓発書になる。

 

(※)

sarusuberi-to-taiyo.hatenablog.jp