百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2026年2月3日

 

「わかったつもり 読解力がつかない本当の原因」(西林克彦 光文社新書)を読んでいて、小中学生の頃、国語の授業が嫌いだった理由が、いまになってなんとなく分かった気がした。解釈は人それぞれ。そのように大人から励まされてはきたものの、テストの文章問題では一つの正解を選ばされる。そんなの分かるわけないじゃないか。バツがつけられたということは、自分の読み方を否定されたということか。こうして日々モヤモヤしていた。ただじっくり、深く読んで、本文と整合性がとれている選択肢を選べば正解。不正解の肢はどこか本文と整合しない箇所が必ずあるはず。そうやって、子どもなりに冷静に考えて、真剣に文章に向き合っていたら、もっと国語を好きになれたのではないか。そう後悔している。