百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2026年1月29日

 

朝、駅に向かう途中、半袖の上着を着た小学生くらいの男の子が颯爽と歩いてきて、すれ違う。最初はびっくりしたけれど、今日まで3日連続で会っているので、もはやそれが彼のスタイルなのだろう。夜は夜で、自宅までの帰り道にすれ違った自転車の女の子(こちらも小学校低学年くらいか)は短パン姿だ。うう、と身体中に冷たい光線が射しこむのを感じる一方、ふと思い出した言葉が、子どもの頃によく大人が言っていた「子どもは風の子、大人は火の子」だった。もしかしたら自分も小学生の時は、大人がストーブの前で身を縮こませるなか、元気いっぱいに外で遊んでいたのかもしれない。いやいや、自分はむしろ「『子どもは風の子』って言うのだ。友達と一緒に外で遊びなさい」と親に注意されるくらいの、やはり寒がりな子どもだったんじゃないかと思えて仕方ない。寒がりは昔からだった、たぶん。