
先週、ぶるぶる震えながら外にいたら、久しぶりにつらい「寒さ」を感じた。暖冬、と言われて久しいいま、子どもの頃の、手袋をして、耳当てをして、霜柱を踏み、白い息を吐きながら学校まで歩く、なんて記憶はずいぶん遠い過去のものになった。正月の地域の凧揚げイベントの参加賞でもらったスティックのりをリップクリームと勘違いし、唇に塗ったことを思い出す。いや、高校の剣道部時代の寒稽古の方がつらい思い出かな。いずれにしても、「肌を刺すような寒さ」をずいぶん長いこと感じずに過ごして大人になったように思う。つらい寒さも、たまにはいいか。